2023年5月19日金曜日

イベント出展のお知らせ(チャリサイ!2023)

2023年5月27日(土)に、京都・淀川河川公園背割堤地区で開催される「チャリサイ!2023」にブース出展しますので、お知らせいたします。


淀川河川公園背割堤地区は、桂川・宇治川・木津川が合流して淀川に名前を変える場所であり、京都・奈良・大阪を結ぶサイクリングロードのハブとして存在しています。拠点となる「さくらであい館」は、サイクリスト達の休憩や憩いの場所として、毎週末には多くの人で賑わっています。そんなサイクリスト達の憩いの場所として賑わう淀川河川公園背割堤地区で、今年もDAHONブースを出展いたします。

DAHONブースでは今大注目の高性能eBike「Fu-Com」、大人気のミニベロ「K3」などをご用意。人気モデルに試乗できる貴重な機会なので、是非この機会に試乗してみてください。また、当日にDAHONのバイクを試乗のうえ、SNS(FacebookTwitter)でいずれかのTDAHONオフィシャルアカウントをフォローしている画面をご提示の方にもれなく、TDAHONオリジナルグッズをプレゼントいたしますので、ぜひご来場ください。

チャリサイ!2023

日時:2023年5月27日(土) 9:30~16:00(試乗の最終受付は15:00)
   ※予備日:5月28日 雨天時振替等
会場:淀川河川公園 背割堤地区
主催:淀川河川公園管理センター
運営 協力:株式会社ACTIONSPORTS
*Link → 公式ウェブサイト

ご用意するDAHONの試乗車は以下のとおりです。
*製品のカラー・仕様は都合により変更されることがあります。
*車体画像クリックで拡大します。

Fu-COM ヒューコム
DAHONに待望のeBikeが登場。扱いやすい20インチサイズ(ETRTO406)に7段変速で20kgを切る車体重量を実現。
試乗車Color:マットブラック



K3 ケースリー
2019年にリリースしてから瞬く間にDAHONを代表するモデルとなったK3より、限定カラー ブラウン、アーミー、マットブラックが登場。見慣れたK3がシックな雰囲気に生まれ変わり、さらに人気が高まりそう。
試乗車Color:レッド、ブラウン




Visc EVO ヴィスク エヴォ
DAHONが誇るオールラウンドバイク。Re-Barテクノロジーにより高いフレーム剛性を確保し、ユーザーのハイレベルな要求にも応えられる唯一無二の存在。
*Link → スペック等詳細
試乗車Color:ディビジョンシャンパン


Horize Disc ホライズ ディスク
高いエアボリュームの極太タイヤで悪路走行の得意なワイルドなイメージのあるHorize Discを上品にまとめ、より高級感のある雰囲気に。
*Link → NORMAL MODEL
試乗車Color:カーキ

DEFTAR デフター
ミドルグレードからリリースする軽量性が特長のモデル。様々なカスタムへの拡張性も高く、ベースモデルとしても使用可能。
*Link → スペック等詳細
試乗車Color:ブラック


Boardwalk W8 ボードウォーク W8 【限定モデル】
洗練されたヨーロピアンスタイルのノーマルモデルから、デザインそのままに、ストリートっぽさを加えた特別仕様。
試乗車Color:マットブラック


Speed RB スピード RB
待望のドロップハンドルモデルが久しぶりに登場。クロモリフレームの定番モデルとなる「Speed Falco」をベースに、ディスクブレーキを搭載し、走行性能を向上させたハイグレードモデル。
*Link → スペック等詳細
試乗車Color:メタル


Speed Falco スピード ファルコ
精悍なルックスのクロモリフレームモデル。クロモリ特有のしなりとETRTO451ホイールがもたらす快適且つ伸びのある走りは「Speed」の名に恥じない性能を発揮してくれる。
*Link → スペック等詳細
試乗車Color:マットガンメタル




*ご用意する試乗車は事情により変更になる場合があります。
*イベントの詳細については、チャリサイ!2023公式サイトをご覧ください。

2023年5月11日木曜日

ローカル駅からはじめる自転車散歩【東京臨海高速鉄道 りんかい線 天王洲アイル駅】

 ゆっくり起きた予定の無い休日の朝、折り畳み自転車とともに列車に乗って、ふらっと思いのままにローカル駅で降りてみる。特別な観光地ではなく、普通に人が暮らし、働き、近所の公園で子どもが遊んでいる、なんの変哲もない町だけど、のんびり走ってみると、いろいろな発見や出会いがある。そんな、小径車だからこそのゆるい自転車散歩をお送りする連載記事。今回は、天王洲アイル駅からスタートし、江戸時代の海岸線と令和の海岸線を辿ります。


 

* * *

 

ビューッと強い風の音。駅から地上に出ると、前を歩く女性のロングヘアが乱れなびいています。新緑と共に映えているツツジの花も凄まじい勢いで左右に揺れています。そういえば今日は強風の予報が出ていました。サイクリング中は風に煽られないように気をつけて走らないと。

今回の車体は、DAHON K3。14インチサイズで7.8kgの軽量さを誇ります。持ち上げて軽いのは当然ですが、3速の変速を備えていて、走行性能も侮ることができません。

公共交通機関を利用して自転車を運ぶことを輪行(りんこう)といいます。サイクリングや旅行の行程の一部を自走せずに鉄道、船、飛行機、バスなどを利用するもので、遠くへ移動したり、時間を短縮することができます。

天王洲に「洲」という文字がついているのは、昔々は土砂が蓄積していた場所だから。土砂が積もって島となったので、アイル(=島)というわけです。


さっそく、K3を走らせて、駅周辺の散策開始。平日はオフィス街かもしれませんが、休日はまた別の顔を見せてくれています。色鮮やかな服を来ていている人、笑顔いっぱいに歩いている子供たちなど、賑やかな街の景色が広がっています。



実は、天王洲は水運が栄えた街。だから、運河が張り巡らされ、倉庫がたくさんあります。現代は水運は寂れてしまいましたが、倉庫の壁は芸術的なペイントで覆われていて、街を明るくしています。水辺にはレストランが広がり、テラス席から陽気な声が聞こえてきます。


違法駐輪から落ち着いた街並みを維持するためか、車だけでなく自転車でさえも進入禁止の箇所がけっこうありますので、要注意。

オシャレエリアのイメージが強い天王洲ですが、橋を一つ越えると、時間を200年くらい遡った雰囲気。車がやっとすれ違えるような細い道。今にも横から人が出てきそうな入り組んだ路地。向こうからは、少年野球帰りの子供たちが横に広がって歩いています。橋一つ隔てただけで、これだけ雰囲気が変わる場所も珍しいです。


そもそも天王洲エリアは埋立地。江戸時代まで遡れば、品川宿の海岸線です。明治以降に拡張された場所=天王洲、というわけです。海岸線の名残も発見。

この海岸線には江戸時代末期に台場がつくられました。台場があったところに作られた学校、その名もズバリ台場小学校。入口には灯台の記念碑が建てられていました。通ってくる小学生は自然と土地の成り立ちを学ぶことができそうです。

下町らしく路地を進んでいくと、ひっそりと神社が佇んでいました。観光スポットではありませんが境内は綺麗に保たれていましたので、地元でしっかりと祀られているのでしょう。


さて、品川宿。江戸時代、品川宿は海沿いに続く宿場町でした。そこで、品川宿沿いを走り、昔の海岸線に思いを馳せながらサイクリングをすることにします。

地元商店街が品川宿をアピールしていることもあり、街は煌びやかな格好で歩く観光客で賑わいを見せています。昔ながらの八百屋さんや、最近できたと思われる上品なケーキ屋さんまで、右に左に目移りするお店が並んでいます。

シャッターが下りていても、東海道の浮世絵が描かれていました。

目黒川のほとりにある荏原神社。明治天皇もここで休息されたとか。境内入口には恵比寿様が鎮座しています。

自転車を停めて、ふと横を見ると、解説板を発見。脇本陣跡であったことが記されていました。

品川寺(ほんせんじ)。七福神も祀られているお寺で、品川宿の真ん中あたりにあります。入口の大仏が迫力ありました。

しばらく進むと、橋がかかっています。この浜川橋は泪橋(なみだばし)とも呼ばれています。なぜ、涙?答えはこの先の品川宿京都口にあります。もう少し進んでみましょう。

いよいよ品川宿もおしまいです。ここから先は第一京浜と合流をして大通りとなります。この宿場の終わりにあるのが、鈴ヶ森刑場跡です。


江戸時代には、この刑場で多くの人が死罪となったそうです。いくら死罪といっても、縁者もいたのでしょう。鈴ヶ森刑場で死刑になるとき、最後の別れをしたのが、先ほどの橋。橋の上で別れの涙を流したのでしょう。泪橋と呼ばれるようになった所以です。

一方で、江戸時代に京都から東海道を旅してきた人は江戸に入る手前でこの刑場前を通りました。「将軍様のお膝元である江戸で悪いことをすると、こうなるぞ」という見せしめだったと言われています。旅をしていると磔を見るとか怖いですね。

現代ではすぐ横は第一京浜となり、たくさんのトラックが往来しています。

ここまで旧東海道を走ってきましたが、海側は埋め立てられてしまい、湾岸道路の雰囲気はほとんど感じられません。が、もう少し、湾岸沿いを走っていけば、令和の海岸線を見ることができそうです。

そこで、海に向かって走っていくことに。ここで大事なことを思い出させられます。今日は強風の日。海を目指して走るということは、強風の中を走るということ。向かい風や横風に注意しながら進んでいきます。


K3には3速の変速機が搭載されています。かなりの風でしたが、変速のおかげで進むことができます。


辿り着いたのが城南島海浜公園です。園内では、バーベキューを楽しんでいる人たちがたくさん。テントを広げ、休日を満喫している家族連れも目立ちます。

中には、海水浴場で見かけるスコップとバケツをもつ子どももいます。城南島海浜公園は、砂浜が広がる希少な場所です。東京23区にこのような場所があることに驚きです。

しばらくすると、大きな轟音が!そして真上を飛行機が通り過ぎていく大迫力。そして、隣ではシャッター音。周りを見渡せば、多くの人がバズーカのような超望遠レンズを構えています。

まさか東京23区に砂浜が広がっているとは!人口の砂浜とはいえ、東京=大都会のイメージが崩されます。



羽田空港が近いこともあり、飛行機の着陸を眺めることができました。

飛行機の轟音と波の音のコラボの中、写真撮影にしばし没頭しました。今度は望遠レンズ持参で来てみたい!

波打ち際で写真撮影をし続けたからでしょうか。強風を浴び続けたので、結構疲労が滲み出てきています。

ここからスタート地点の天王洲アイル駅まで戻るのはちょっと大変。しかし、K3なら気軽に電車に載せることができます。途中のモノレールの流通センター駅で素早く自転車を折り畳み、サイクリング終了とします。


 

今回巡ったポイントと走行ルートです。約20kmのサイクリング。現代のオシャレな天王洲アイルから旧東海道、そして城南島海浜公園の海岸線と、機動力よく巡ることができました。


 

* * *

 

今回の「ローカル駅からはじめる自転車散歩」は如何でしたか?日本には全国くまなく駅があり、輪行すれば「楽に長距離を」「比較的安価に」移動でき、天候や体調の急な変化や機材トラブルにも対応できます。

今回の自転車散歩では、軽さとコンパクトさがウリのK3を利用。折り畳んだ際のサイズが小さく、電車内でも邪魔にならずに運べます。3速あることで、今回のサイクリングのように風が強いときでも軽いギアを選び楽にペダルを回すことができます。

DAHONでは様々な折り畳み自転車(フォールディングバイク)をラインナップしていますので、走行機能と折り畳み機能のバランスを考えながら直感的な好みも含め、自分にあった製品を選んでください。

DAHONでは様々な地方のローカルな鉄道駅を起点にした自転車散歩(ポタリング)記事を連載しています。更新時にはFacebookTwitterでお知らせしますので、ぜひフォローをお願いします。また「ローカル駅からはじめる自転車散歩」のInstagramアカウントもぜひチェックしてみてください。これまでの記事一覧は、こちらでご覧いただけます。

 

*使用車体
 DAHON / K3(Color:アーミー) 

*この記事で紹介している情報は、2023年4月時点の取材に基づいています。
*歩行者のいるところや細い路地などは押し歩きや迂回するなど、マナー優先でサイクリングを楽しみましょう。

2023年5月1日月曜日

イベント出展のお知らせ(YOKOHAMA CYCLESTYLE 2023)

 2023年5月13日(土)・14日(日)の2日間、横浜赤レンガ倉庫で開催される「YOKOHAMA CYCLESTYLE 2023」にブース出展しますので、お知らせいたします。


横浜文化の発信拠点である赤レンガ倉庫をステージに、横浜ならではの『楽しく・お洒落な自転車ライフスタイル』を提案する期間限定のサイクルライフイベント「ヨコハマサイクルスタイル2023」が開催!2014年からスタートし、9回目となる今回は、横浜の観光推進や安全ルールの啓蒙などを行い、スポーツサイクルの魅力や楽しみ方を提案します。

DAHONブースではカスタムした車体や新登場したeBike Fu-COMを含む10台の試乗車をご用意、未入荷の限定カラーモデルも実車をご覧いただけます。当日DAHONのバイクを試乗のうえ、SNS(FacebookTwitterInstagram)でいずれかの DAHON オフィシャルアカウントをフォローしている画面をご提示の方にもれなく、DAHONオリジナルグッズをプレゼントいたしますので、ぜひご来場ください。


YOKOHAMA CYCLESTYLE 2023(ヨコハマ サイクルスタイル 2023)
日時:2023年5月13日(土)・14日(日) 10:00~17:00(最終日は16:00まで)
会場:横浜赤レンガ倉庫 横浜市中区新港1-1
主催:ヨコハマ サイクルスタイル実行委員会
特別協賛:一般社団法人 自転車協会
後援:横浜市道路局
協力:一般社団法人自転車キャンプツーリズム協会



ご用意するDAHONの試乗車は以下のとおりです。
*製品のカラー・仕様は都合により変更されることがあります。*車体画像クリックで拡大します。

K3 ケースリー
2019年にリリースしてから瞬く間にDAHONを代表するモデルとなったK3より、限定カラー ブラウン、アーミー、マットブラックが登場。見慣れたK3がシックな雰囲気に生まれ変わり、さらに人気が高まりそう。
*Link → NORMAL MODEL

試乗車Color:レッド×マットブラック


試乗車Color:マットブラック【限定カラー】


試乗車Color:ブラウン【限定カラー】




Dove Plus ダヴ プラス
Simple is Best!最軽量コンパクトバイクに、ブラックパーツで構成した限定モデルが登場。タイヤサイズを1.35→1.95に変更し走行時の安定性をUPさせるとともに、乗りやすさを追求。
*Link → NORMAL MODEL

試乗車Color:ブラック【限定モデル】




Speed Falco スピードファルコ
精悍なルックスのクロモリフレームモデルに限定モデルが登場。定番モデルの特別仕様を味わえる貴重な1台。
*Link → NORMAL MODEL

試乗車Color:ライムサプリング【限定モデル】





Horize Disc ホライズ ディスク
高いエアボリュームの極太タイヤで悪路走行の得意なワイルドなイメージのあるHorize Discを上品にまとめ、より高級感のある雰囲気に。
*Link → NORMAL MODEL

試乗車Color:レイヤーブラウン【限定モデル】




Boardwalk D7 ボードウォーク D7
鮮やかなカラーリングがクロモリフレームに映えるヨーロピアンスタイルバイク。洗練されたデザインと街乗りに適した使用感からはエントリーグレードを超えた喜びが得られる。

試乗車Color:ブリティッシュグリーン


D-Zero D-ゼロ
DAHON創業当初リリースしていた初期型モデル、通称「OLD DAHON」をベースに、現代の仕様と組み合わせて復刻。ハンドポストのみ折りたたみできるセミフォールディング仕様。
*Link → スペック等詳細

試乗車Color:クローム


*カスタムした車体をご用意します。


Calm カーム
モデル名の通り「穏やか」な乗りやすさを重視したバイク。サイズも身長に合わせて2サイズから選べるタウンユースモデル。
*Link → スペック等詳細

試乗車Color:ギャラクシーストーン / 試乗車Size:M(500)


*カスタムした車体をご用意します。


Fu-COM ヒューコム
DAHONに待望のeBikeが登場。扱いやすい20インチサイズ(ETRTO 406)に7段変速で20kgを切る車体重量を実現。

試乗車Color:マットブラック



*ご用意する試乗車は事情により予告なく変更になる場合があります。
*試乗会の詳細については、YOKOHAMA CYCLESTYLE公式サイトをご覧ください。