2024年1月26日金曜日

【New Model #03】ついにDAHONからeBikeが登場!太めのタイヤにストレートなフレームで無骨スタイルはイマドキ!


スポーツフォールディングバイクのパイオニアブランドDAHONから満を持してeBikeが登場しました。存在感のある太目のホリゾンタルチューブに太いタイヤを採用したそのフォルムは、多くの方に人気のHorize Discを彷彿させるワイルドさ。パワフルなアシストと独自スペックにより、高い走行性能を実現した1台に仕上がりました。
 

Fu-Com

Speeds:7 speed
Weight:18.5 kg
Folding Size (cm):W88 × H72 × D50
Wheel Size:20 inch(ETRTO 406)
Rider Height Range (cm):160〜190
Color:マットブラック / カーキ
完成車価格:¥220,000 (税別 ¥200,000)


Color:マットブラック



モデル名は、「自転車と電動モーターの融合による未来が来た」という「Fusion-Come」と、「Future(未来の)- Commuter(便利な移動手段)」の意味を込めて命名されました。デザインもどこか近未来的で、都会の街並みにも合いそうです。


リアディレイラー、ボスフリー、シフターは高品質と安心のShimano製品で統一され、スポーツバイクに詳しくない方でも意識することなく、心地の良い操作感で走ることができます。

リアディレーラーはShimano RD-TY300, TOURNEYを採用。

シフターはShimano SL-RV400-7R, Revo Shifterを採用。手の小さいサイクリストを考慮したエルゴノミックグリップで年齢問わずビギナーでも直感的に操作でき、ギアポジションインジケーターの視認性が高い親切設計です。

ワンタッチで伸縮可能なハンドルポストで、乗る方の身長やシーンに応じたポジションにハンドル高さを簡単にフィットさせることができます。体格の異なる家族やパートナーと1台を共有できるので、とても便利ですね。


Samsung製バッテリー内蔵のシートポスト(SEAT POST BATTERY,36V/10Ah)もクイックレバーで素早く上下させることができるので、乗車ポジションを変えたり折り畳みの際も簡単。適応身長も160cmから190cmまでと幅広い身長差の方にお乗りいただけます。しっかりクッションの効いたサドルで、乗り心地も◎。

バッテリーが目立たないシートポストバッテリーの採用により、Fu-Comはスタイリッシュなルックスを手に入れました。

タイヤはHorize Discよりも太い20×2.0サイズを装着することで高いクッション性が確保されています。パワフルな電動アシストが走りをサポートしてくれるので、舗装路から凹凸のある路面まで快適に走行できます。


トップチューブとBBをケーブルでつなぐDeltec(デルテック)により、フレームにトライアングルを形成。ヒンジ部分を中心にフレームへの負荷を軽減させて強度と耐久性を高めています。剛性が低いと言われがちな折り畳み自転車ながらも独自技術で克服する、さすがのDAHONのプライドです。


ヘッドにはバスケット、ラック取付用のラゲッジソケット台座が装備されています(使用しないときは画像のようにDAHONロゴのカバーを装着)。このソケットを使用すればフロントバスケットやバッグなど多くのアクセサリーが利用でき、ライフスタイルバイクとして拡張性が高まります。Fu-Comには強力な電動アシストがあるので、重い荷物を積載しても快適に走行できます。

ラゲッジソケット台座はヘッドに直付けされているので、重い荷物をフロントに積載してもハンドルが取られるようなことがありません。低速でも不安定で危険な運転から解放されます。

悪天候でも高い制動力を発揮するShimanoのMTB用メカニカルディスクブレーキを採用したことで、パワフルな電動アシストでありながらもしっかり挙動を制御でき、安全性が高められています。



安全性と言えば細かい話ですがもう一つ。フレームのデカールはリフレクト素材によるもので、夜間走行時にキラリと光って、車からの視認性にも役立っています。

ラインとDAHONロゴを合わせてエネルギーの動きを表現したデザインは、光るリフレクト仕様と相まって近未来風です。

安定感のあるキックスタンドも、リフレクター付きです。

Adjustable kickstandの標準装備で、普段使いにも便利な1台になっています。

さて、こちらは肝心の電動アシスト周り。コンパクトかつ軽量なBAFANG製リアハブモーター(RM.G310.250.D 36V/250W)はパワフルながらも走り出しにガツンとした変な突っかかりもなく、いつの間にかスムーズにアシストされています。意識せずに気持ちよくサイクリングできますよ。


視認性の高いディスプレイ(BAFANG DP E10)。電池残量とアシストモードがひと目で分かるシンプルさのおかげで直感的に操作でき、誰にでも優しい使い勝手に繋がっています。


折り畳めるのもFu-Comの大きな特徴です。屋内で保管するときには場所を取らず、いざとなれば車に載せて運搬するのも簡単。キャンプ場に持っていったり、旅先で思いっきりサイクリングを楽しんだりと、1台あれば遊びの幅が広がります。

折り畳み方は、他のDAHONの多くモデルと同じDFS(Dahon Folding System)Technologyが採用されているので、3ステップで誰でも簡単に折り畳めます。※画像のサンプル車体にはFolding pedalが装着されていますが、量産車にはFlat pedalが装着されます。※画像のサンプル車体はハンドルポストが内折れになっていますが、量産では外折れとなります(ハンドルポスト固定用のバンドが付属します)。

Fu-Comのカラーラインナップは、ワイルドなイメージのマットブラックと、よりアウトドア色の強いカーキの2色。無骨で格好良い折り畳みeBikeに乗りたい方にとっては、DAHON独自の技術の採用や細部に至るまでこだわりの詰まったスペック、お求めやすい価格設定などで、他と比較してもこのモデル一択になりますね。

Color:マットブラック

Color:カーキ

どんなところでもガンガン走られそうなワイルドさと、パワフルな電動アシストによる安定感を併せ持ったDAHONのeBike「Fu-Com」。街なかだけでなくキャンプ場で遊んだり、釣りで河川敷のちょっとしたオフロードを移動するなど活躍の場は広そうです。ぜひこの機会にeBikeデビューをしてみてはいかがでしょうか。


 

※車体のスペック等詳細はブランドサイトの製品ページも併せてご覧ください。
※掲載写真は全てサンプル車体のため、量産車体では多少変更される場合があります。
※新素材や部品の改良・開発などにより、予告なく一部の仕様が変更される場合があります。
※実際の商品には、ベル・リフレクターなどの保安部品が付属します。
※DAHON製品は公式オンラインストアSHIFTAでも購入いただけます。

2024年1月15日月曜日

ローカル駅からはじめる自転車散歩【JR東日本 成田線 滑河駅】

 ゆっくり起きた予定の無い休日の朝、折り畳み自転車とともに列車に乗って、ふらっと思いのままにローカル駅で降りてみる。特別な観光地ではなく、普通に人が暮らし、働き、近所の公園で子どもが遊んでいる、なんの変哲もない町だけど、のんびり走ってみると、いろいろな発見や出会いがある。そんな、小径車だからこそのゆるい自転車散歩をお送りする連載記事。今回は、JR東日本成田線の滑河駅からスタートします。


 

* * *

 

滑河駅。今回利用する折り畳み自転車はSpeed RB。DAHONの中でも一二を争う走行性能を活用するべく、20km以上走るコースを検討して、この地に降り立ちました。あたりに広がる静けさ。遠のいていく成田線、カンカンと鳴っていた踏切の警報器が鳴り止めば、そのあとに続く音は何もなし。駅前を見渡せば、あるのはシャッターをおろしたお店が1件、半分くらい埋まっている駐車場、学生が利用していそうなシティサイクルが溢れる駐輪場。

まさにローカル駅。予想以上の田舎な雰囲気で、ちびまる子ちゃんでお馴染みの3本線が顔に浮かび上がってくるのを感じます。

公共交通機関を利用して自転車を運ぶことを輪行(りんこう)といいます。サイクリングや旅行の行程の一部を自走せずに鉄道、船、飛行機、バスなどを利用するもので、遠くへ移動したり、時間を短縮することができます。

折り畳み自転車を展開し出発の準備をしていると、あたりが賑やかに。駅前ロータリーに車が次々と入ってきます。助手席から降りる人の手にはスーツケース。どうやら、みなさん、年末年始に帰省されていて、これから東京に戻っていくのでしょう。数分もすると、上り電車がやってきて、その電車が出発すれば、また静けさ。時刻表をみてなるほど納得、1時間に1本だけの電車にみなさん合わせて行動しているのですね。東京都内のサイクリングとの対比に驚きを隠せません。

さぁ、この何もないところでなにをするのかといえば、七福神巡り。神社仏閣を中心に鎮座した七柱の神様を順番に巡ることで幸せをもたらすと言われています。特に1年の最初に行うのが一般的と言われています。千葉県成田市滑河にも『しもふさ七福神』と呼ばれる七福神巡りがあります。ざっと、20kmくらいのルートで新春ライドと七福神巡りの両方を楽しむことができそうです。

東京23区では見かけることがない雰囲気の時刻表です。

駅の反対側のホームにはプラットホームにピッタリ重なるように鳥居がありました。駅を作るとき、参道を線路が横切ったので、このようになったそうです。今回の自転車とは関係していませんが、趣深く一枚撮りました。

さっそく最初に訪れたのは眞城院。ここで七福神巡りの台紙を受け取りスタートです。住職もサイクリングが好きなようで、しばし自転車談義を交わし、2番目の目的地に向けてペダルを回します。

七福神唯一の女神、弁財天が祀られていました。音楽、知恵、学問、福財の女神様と言われています。今年はコロナ後ということもあり、元日から多くの人が七福神巡りを楽しんでいるとの話をうかがいました。

道はまっすぐ。車もほとんど通ることなく、まるで自転車専用道路のような気持ちよさ。左側に目を向けると、広大な田畑が続いています。幸い、寒空ということもなく、すこし汗ばむ程度で快適なサイクリングを楽しめる感じです。

関東平野。奥に見えるのは利根川サイクリングロードです。稲作地と青空がひろがり、自転車を停めて記念撮影を行いました。

道を曲がると、待っていたのは坂道。千葉県は一般的に平坦ですが、実は丘が結構あるのです。息を切らして丘を登った先にあるのが成田ゆめ牧場。テーマパークとなっているので、家族連れと思われる観光客多数。受付で御朱印をいただき、次の目的地へ。



成田ゆめ牧場に鎮座しているのは福禄寿。福徳と長寿をもたらすと言われている神様です。神社でもお寺でもない箇所に鎮座しているのは非常に珍しいです。成田市観光協会のサイトによると、しもふさ七福神は地域活性化事業の一環として1986年に誕生しました。そう考えると、成田ゆめ牧場が含まれているのも納得しました。

3番目の神様は成田ゆめ牧場近くにある常福寺。ものの5分くらいで到着です。細い路地を入っていく感じが冒険みたいで楽しいですね。


常福寺では五穀豊穣、福寿開運、福財の神様である大黒天が祀られています。御朱印はセルフで押すシステムでした。地域の方々と交流をしたかったので、ちょっと残念。

どんどんと先を急ぎます。途中の谷津道で夫妻を追い抜いていきます。こんな山の中を歩いているなんて、きっと七福神巡りをされているのでしょう。こちらは自転車、あちらは、徒歩。こちらは一人、あちらは二人。いろいろな楽しみ方があるのが七福神巡りの魅力です。

丘陵に沿ってクネクネと続く道。もともとは海沿いの湾岸道路だったと思われます。このような道は千葉県北部に多く、谷津と呼ばれています。

楽満寺に到着し、4番目の七福神である恵比寿をお参りします。すると、さきほどの夫妻が後ろから!やはり、徒歩で七福神巡りをされているとのことです。私よりも年上な雰囲気ですが、徒歩で周るなんて、その健脚ぶりに驚きを隠せません。しばし七福神談義を行い、お互いのご多幸を祈り、先に進むことにします。

恵比寿は庶民救済、福財、商売の神ですが、サッポロ恵比寿ビールに描かれているという方が、身近に感じる人もいるでしょう。どこか親しみを感じる装いなのは、七福神の中で唯一の日本出身だからかもしれません。

5番目の目的地は離れたところにあります。完全に田舎の山道の様相で、暗くなったら迷子になってしまいそうな道。もちろん、周囲には何もなく、聞こえてくる音はゼェハァと息を切らして坂を登る自分の息だけです。と思いきや、あたり一面に響き渡るように轟音が聞こえてきます。ここは成田市ですから成田空港も近くにあります。飛行機の離発着も多く、たくさんの飛行機が近くを飛んでいるのです。これは、飛行機撮影会の開始か!と思ったのですが、あいにく私が所持しているカメラでは豆粒のような飛行機撮影となってしまいました。

下りはイヤだな、と思います。なぜならば……

上りもあるからです。


豆粒のように飛行機が写っているのは伝わるでしょうか。実際はもっと迫力があったのですが、それを写真に収めるにはバズーカのような超望遠レンズが必要ですね。

遠路はるばる訪れたのは5番目の目的地である乗願寺です。住職に御朱印をお願いすると、本堂に上がるように促され、丁寧に読経をしていただきました。畏れ多い限りです。

乗願寺で祀られている布袋尊は円福、子宝の神様です。大きく膨れ上がったお腹が印象的な神様でもあります。

一番遠い乗願寺への参拝を済ませて、山場を乗り越えました。次の目的地へと向かいます。またしても続くのは上がったり下がったりの山道と谷津道。。。同じような景色が続きますね。

たどり着いたのは龍正院。これまで訪れたお寺とは迫力がちょっと違う感じです。ここで、御朱印をいただき、住職としばし談笑させていただきます。こちらのお寺は坂東札所観音第28番目の霊場として知られているとのこと。鎌倉時代の頃、関西にならって、現在の関東の地でも観音様を祀ることになり、33の観音様が登録されました。当時の人は現代以上に死後の世界に関心があり、心配していたそうです。そこで、観音様のところで手を合わせることで、自分自身が極楽浄土に行けるように願ったそうです。

こちらの仁王門は国の重要文化財にも登録されており、迫力十分でした。

龍正院に祀られているのは毘沙門天。仏教の守護、悪霊退散、開運厄除け、福財の神様と言われています。戦国時代大好きな人は上杉謙信が祈っていたという方が馴染みがあることでしょう。

ここで気づいたのが、七福神最後が龍正院であるはずなのに、6箇所しか訪れていないということ。あれ?どうやら、途中で道を間違えて、一つ飛ばしてしまった模様。伝えによると、七福神巡りのルートは特に定められているわけではなく、行きやすい順番で問題がないそうです。ほっと一安心。あらためて、地図を確認して、最後の一つを目指します。

たどり着いたのは、昌福寺。忘れていたわけではありませんよ。順番は自由ですから!と意気揚々と進み、最後の御朱印を手にします。

昌福寺に祀られているのは寿老人。福徳の神。災難除、長寿の神です。ここも住職の姿はなく、自分で御朱印を押す仕組みでした。

何はともあれ、無事に7つの御朱印を手に入れて、七福神巡りは終わりとなります。このイベントの楽しいところは全部集めたときの達成感が味わえることです。まるでドラゴンボール。

帰り道に利根川サイクリングロードに寄り道。遠くには筑波山、そして富士山もそびえています。冬の河川敷は寒いですが、空気が澄んでいて景色が素晴らしいのがポイントです。その迫力を写真に収めることは難しいですが、心に深く刻み、皆さんと自分に幸があることを願う2024年のスタートです。

利根川サイクリングロードより撮影。遠くに見える富士山は肉眼ではバッチリみえたのですが。

ふと利根川サイクリングロードから下を見ると、宝船が見えます。近寄ってみると、なんと七福神全てが勢揃いしているではありませんか!全部を巡らなくても、ここで七福神全部に会えるのですね!でも、七箇所を訪れるという苦難を乗り越えてこその「幸」だと信じて、帰りの電車に乗り込むことにします。

七福神集合。私たちに「幸」をもたらすための会議中。

無事に御朱印を全部集めることができました。

今回巡ったポイントと走行ルートです。


 

* * *

 

今回の「ローカル駅からはじめる自転車散歩」は如何でしたか?日本には全国くまなく駅があり、輪行すれば「楽に長距離を」「比較的安価に」移動でき、天候や体調の急な変化や機材トラブルにも対応できます。今回の記事に登場した折り畳み自転車はDAHON Speed RBです。長距離ライドも可能にするドロップハンドルと20段変速を備えています。DAHONでは様々な折り畳み自転車をラインナップしていますので、走行機能と折り畳み機能のバランスを考えながら直感的な好みも含め、自分にあったモデルを選んでください。

DAHONでは様々な地方のローカルな鉄道駅を起点にした自転車散歩(ポタリング)記事を連載しています。更新時にはFacebookX(旧Twitter)、Instagramでお知らせしますので、ぜひフォローをお願いします。

 

*使用車体
 DAHON / Speed RB(Color:メタル)

*この記事で紹介している情報は、2024年1月時点の取材に基づいています。
*自転車に乗車する際はヘルメットを着用するとともに、歩行者のいるところや細い路地などは押し歩きや迂回するなど、マナー優先でサイクリングを楽しみましょう。